毎日やることが多すぎて、夜になっても頭が休まらない。 そんな経験はありませんか?
実は「夜の過ごし方」は、翌日の気分や集中力を大きく左右します。
寝る前のわずか10分をどう使うかで、朝のスタートがまるで変わるのです。
この記事では、私が実際に続けている「夜の習慣」と、 翌日をラクにするための小さな行動のコツを紹介します。
なぜ「夜の習慣」で翌日がラクになるのか
夜は、1日の終わりに頭と心をリセットする大切な時間です。
このタイミングで気持ちを整理しておくと、翌朝のスタートが驚くほど軽くなります。
人の脳は寝ている間に、日中の情報や感情を整理しています。
つまり、寝る直前にどんな状態でいるかが、翌日のパフォーマンスを決めるのです。
夜の習慣は「睡眠の準備」だけでなく、「心の整理」でもあります。
ほんの10分でも、自分と向き合う時間をつくることで、次の日の自分がラクになるのです。
私が続けている夜の習慣:湯船でメモを書く時間
私が毎晩続けているのは、湯船に浸かりながらメモ帳に思いつくまま書くことです。
「今日はどんな気分だったか」「印象に残ったこと」「明日やること」など、 順番も整えずに、頭に浮かんだことをそのまま書き殴ります。
文字も他の人が見たら読めないレベルに乱雑。
でもそれでいいんです。自分がわかれば十分。
お風呂だとスマホもないし、自分しかいないので、自然とその時間に集中できます。
しかも湯船に浸かっていられるのはせいぜい10分ほど。
その「時間制限」があるおかげで、ダラダラ考えずに思考を整理できるのが大きなメリットです。
当然、メモ帳も湯気でしわしわになります。
でも、誰に提出するわけでもないのでOK。 書き終わったノートは1冊ごとに捨てています。
形として残さないことで、頭の中も不思議と軽くなる。
まさに“考えを流す”ような感覚です。
湯気の中でペンを動かすこの時間が、 1日の終わりに心を整える静かな儀式になっています。
寝る前10分でできる夜の習慣5選
もしお風呂メモが難しければ、寝る前にできる簡単な習慣からでもOKです。
- 翌日のタスクを3つだけメモする
- スマホをベッドに持ち込まない
- 温かい飲み物で呼吸を整える
- 今日の「よかったこと」を1行だけ書く
- 照明を落として、深呼吸を3回する
大切なのは、どれをやるかよりも「1日の終わりに区切りをつける」こと。
それだけで、翌朝の自分がスムーズに動けるようになります。
夜の習慣を続けるコツ
- 完璧にやろうとしない(1分でもOK)
- 「やった日」を手帳やカレンダーに○をつける
- 心が落ち着く環境をつくる(音・光・温度)
夜の習慣は「頑張る時間」ではなく、「自分を整える時間」。
だからこそ、短くていいし、ゆるくていいんです。
まとめ|夜の10分が、翌日の自分をラクにする
夜の習慣は、明日を整える小さな準備です。
湯船で書く時間でも、寝る前のメモでも、 “自分だけの静かな時間”を持つことが、心のリセットになります。
完璧じゃなくていい。
文字が乱れても、メモ帳がしわしわでも大丈夫。
大切なのは「自分の気持ちを整理すること」。
夜の10分が、明日の自分を少しラクにしてくれます。

